2014/05/27

140523-1

中国メディアの新华网江苏频道の報道より

3.25億元(約55億円)の土地がタオバオで販売されている。

南京高淳裁判所がタオバオで史上最高額の商品を売りだした。

この一番高い商品は、国有の土地使用権である。
その場所は、中国江蘇省昆山市玉山镇江浦路の東側にある国道312号線の北側の土地で、
性質は国有土地使用権の譲渡となり、登録面積は82196.9平方メートルだ。

中国ではご存じのとおり、土地の所有権が持てないので、この競売も使用権の販売となる。

今回の競売は南京市の中級人民裁判所からタオバオの司法競売ネットを利用して、
競売開始価格は3.25億元で、1平方メートルあたりは、3,962元(約65,000円)となる。

このニュースが出てからすぐにネットユーザーに関心を持たれて、昨日午後6時間半までに競売ページでもうタオバオユーザーが42,059人もアクセスした。
ネットユーザーと微博(ウェイボー)ユーザーに拡散(シェア)されて、さらにたくさんの人々に現在も転送されている。

アリペイでの支払いで保証金は少なくとも1,700万元(約2.9億円)必要

普通の不動産会社などを利用するよりも手数料無料のタオバオで競売することによって、
計算では少なくとも手数料を1,628万元(約2.7億円)が節約された。

ネットによる司法競売は利点が3つあり、以下の通りだ。

1.情報の拡散が非常に大きい
2.ネットの公開性と匿名性により、談合を有効的に抑制できる。
3.ネット競売は、仲介手数料がゼロで、販売者と購入者の双方の利益を最大化することができる。

タオバオでは、様々なものが販売される時代となってきた。

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