2014/10/15

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iPhone6が、市場に登場し、中国の各通信業者も準備万端な様子である。

アップルが8月下旬に送って来た新商品発表会の招待状の中では、詳しい説明がされていなかったが、多くのネットユーザーが以前のアップルの新商品発表会を考慮していた。

「また腎臓を売らないといけないのか」と、ある中国ネットユーザーは言う。

販売価格高騰!2.8万元(約50万円) 「腎臓を2つ売っても足りない」

毎度のアップルの新商品発表会は、通信業界における一大イベントとなり、今回も例外ではなかった。招待状の「wish we could say more」の言葉は、アップルのファンたちの好奇心や想像力を大いに掻き立てた。

アップル社の新製品作成に関する秘密は、一滴の水も漏らさないほどであるが、ネット上では、iPhone6に関する報道や映像が掲載されていた。

iPhone6は、画面が4.7インチと5.5インチサイズのものがあり、4.7インチサイズのものは、例年通りの5,288元(約8万5千円)から、5.5インチサイズは、5,998元(約9万6千円)からになるという。

iPhone4S、iPhone5Sの初売出の時を観察してみると、アップル社の新商品発表後のわずか一週間ほどで、中国個人ブローカーの買い占めの影響で当初の発売価格は、倍以上となり、今回のiPhone6も、その例外でないのである。

iPhone6が世に登場すると、多くの中国電子製品のブローカーは、これにあやかり、金儲けをしようする。

あるIT番組では、北京の中关村電子製品販売場を訪問取材し、そこで多くの個人ブローカーが存在すること発見した。
彼らは、独自の香港版あるいはアメリカ版iPhone6を販売し、予約も引き受けているという。また、ある個人ブローカーは、9月末までに商品を手に入れることができると断言している。

 法制晚报の報道によると、電子製品販売経理の刘(リュウ)氏は、香港版とアメリカ版iPhone6を持っているが、アメリカ版は修理が全国で対応していないので、香港版を勧めており、その価格は16,000元(約26万円)であるという。さらに、2.8万元(50万円)もの価格で販売する売り手もいるという。

多くの中国ネットユーザーが、「腎臓を2つ売ってもの足りない」、「iPhone6が出るなら、腎臓価格表を」などと、アップル新製品の価格が高騰しすぎていることを皮肉っていた。

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