2015/04/20

  2015年淘宝(タオバオ)年度総会が4月18日開催されました。会議ではタオバオの未来の発展の方向性だけでなく、多面に渡る細かな点まで話し合われました。

 

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会議で明らかになった7つのポイント

 

一、タオバオワン2015年の4つの方向性

   1. 中国製 (品質向上を目指す)

 

   2. 農産物マーケット(生鮮品デジタルマーケット進出)

 

   3. 海淘※、海外へのデジタル取引

               ※中国から海外のECサイトでショッピングすること。

 

   4. 業種ごとの発展

 

         A. 売り手のジャンルの多様化

 

         B. ツールの多様化 

 

         C. 経営販売の多様化

 

二、タオバオの目指す3つのポイント

 

   1. 品質を高める

 

   2. 若返りを目指す

            (モバイルタオバオの消費者は90年以降生まれの若者が圧倒的に多い)

 

   3. モバイル面の強化

 

三、タオバオショップの新たな区分基準について

   1. 店舗の資質に基づく区分

 

           A. 天猫(Tmall)は積極的に企業を誘致し、招待制を取り入れ、

                   数量に制限を設ける。

 

     B. タオバオは、個人店舗と企業店舗に分ける。

 

   2. 経営販売の質に基づく区分

 

         A. 普通店舗

 

         B. ゴールド店舗

 

四、タオバオ大学はタオバオワンに所属する

  

五、聚划算(共同購入システム) が競売制へ切り替わるなど大きな変化

 

六、専門マーケットの設立

 

   1. 農産物マーケット

   2. 仕入れマーケット

 

七、商業協会のシステムの徹底した見直し(売り手と政府の協力の支援を含む)

 


 

 

——講演の抜粋:

 本日は、タオバオワンのこれからのビジョンについて、どんな変化があるのか、みなさんにどんな協力をお願いしたいと思っているかをお伝えしたいと思います。  

 

 検索して商品を購入する顧客を除くと、多くの顧客は様々なコミュニケーション媒体から、推薦された商品、より個性的なものを求めていることが観察されます。

 

 

 

 この状況が売り手にどう関係するかというと、売り手にはこれまでのようにひたすら「安い」ことをアピールするのでなく、より多くの個性的な商品を開発し、消費者へのPR、サービスを提供すべきだということです。タオバオは莫大なデータをもっていますが、それらのデータによると、かなり大量の顧客が個性的な商品に関心をもっているということです。このことから、「安さ」の追求でなく、「個性的」「上質」の商品が我々としても推薦しやすい商品であるといえます。

 

 

今後タオバオの店舗は主に1:個人店舗、2:企業店舗の2種類に分かれるが、もしあなたが現在個人店舗だとしても、良いツールがあるので、新たに認証を提出するだけで企業店舗にアップグレードできます。店舗経営においては、今後1:普通店舗、2:ゴールド店舗の2種類を強調していきます。

 

伝統的なスターランクシステムはそのままに、5月から新たに、商品や店舗格付けダウンから店舗の閉鎖まで非常に厳格な処罰方式を実施する。我々はタオバオが公平公正で透明なマーケットとなることを希望しています。

 

 

th今年、輸入をさらに強化したいと思います。タオバオは現在中国最大の輸入商品マーケットですが、現在の品数、ブランド数共十分ではなく、販売店も税や商品の直送などの面で多くの要求があります。もちろん我々も幾らかの支持はできますが、このプラットフォームが更に良い拠り所となり発展していくことを願っています。別のプラットフォーム上で販売される多くの商品は種類が比較的固定されているのに比べ、タオバオでは既に多種多様な商品を扱っており、基本的に世界中の商品をタオバオで見つけることができます。多くの業務開拓の面で引き続き努力し広げていくつもりです、これはタオバオの一つのアドバンテージとなる一面でもあります。

 

 

最後にタオバオは売り手のプラットフォームであり、多くの方針、支援、影響力、これら基礎の上に更に多くの売り手が引きつけられて出店することを希望していることを強調したいと思います。これはタオバオの運営理念でもあります。今後もタオバオは更に公平と効率を強調していきますが、この運営効率は、皆の個性的な商品、個性的なサービス、を通してますます高められていくことを希望し、期待しています。

 


 

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