カテゴリー：中国ビジネス最新情報ブログ
2015/07/24
商品要素には、商品タイトルや写真、価格、送料テンプレート、商品特性、詳細情報、バックグラウンドカテゴリー中の重要情報、例えばカテゴリー（ジャンル）、送料、特性、マーケティングキーワード、価格などが含まれます。
同一商品に対する説明情報、商品ページの各部分は一致し整合性が保たれているべきで、各情報要素間で一致しない、もしくは矛盾が生じた場合、あなたの商品は検索の際にヒットしにくくなってしまいます。
どれが正しい説明なのか買い手を混乱させるばかりでなく、不必要な誤解やもめごとの元ともなるでしょう。
本日の内容は、検索から買い手がより便利により速く買いたい商品を探し出すため、またタオバオショップオーナーの皆さまががより明瞭で完全に整った商品情報を提供し、買い手とのもめごとを減少させるのに役立つ内容でございます。
商品の各要素間の一致性を保つのに役立つ情報タオバオの商品要素不一致の識別と処罰ルール等についてのノウハウ記事です。ぜひご一読ください。
一、定義
商品要素の不一致とは、タオバオショップオーナーが商品ページ（例えば商品タイトル、写真、価格、送料テンプレート、特性区域、詳細情報、バックグラウンドカテゴリ等）にアップした中で、カテゴリー、送料、特性、マーケティングキーワード、価格、タイプ等、商品情報要素間で発生した互いに一致しない、整合性のとれない状況を指します。
二、状況
以下のものを含みますが、これらに限定されません。
１、カテゴリー不一致
例1：タイトル中のカテゴリー情報の不一致、タイトル中に多くのカテゴリーのキーワードが含まれています。例えば図では、ランニングシューズ、カジュアルシューズ、球戯用スポーツシューズ、サンダル、ハイヒールなど幾つかの完全に独立したカテゴリーが一緒になっています。
例2：景品、送料補填等“其他”（その他）ジャンル下の商品を間違って女性ファッションジャンルに置き、カテゴリー不一致を引き起こしています。
例3：タイトルと特性中のジャンルが不一致です。例えば、セーターを間違って“3C数码配件市场”（３Cデジタルパーツ市場）ジャンルに置いていますが、正確には“女装>毛衣”（女性ファッション＞セーター）です。
例4：タイトルと写真のカテゴリーが不一致です。例えばタイトルはワンピースですが写真は靴、実際に販売しているのはワンピース、といった場合です。
２、商品タイプの不一致
“宝贝类型”（商品タイプ）の選択項目と商品詳細中の商品タイプに不一致が見られる場合です。
例：新品商品なのに、商品タイプで間違って「中古」を選択している、もしくは中古、型遅れ商品なのに間違って「新品」を選んでいる場合。例えば３Cデジタル関連商品において、ノートパソコンや携帯など中古商品を新品としてアップしているものの、詳細情報の中に「新古品＝８割方新しい」と記載している場合。
３、特性不一致
以下のものを含みますが、これらに限定されません。
１）特性間違い（ブランド以外）
例えば材質、様式、特徴、型番、効能効果等特性情報が、タイトル、写真、特性もしくは詳細情報中のものと一致しない状況です。
例１：材質特性のキーワードが不一致です。タイトル中では材質は100%コットンとなっていますが、特性中の材質は混紡となっています。これら二つは同一商品の材質としてはあり得ません。
例2：タイトル中に2種類かそれ以上の同じ特性値のキーワードが含まれていて、その中の一つもしくは他のキーワードを特性欄に選択している場合。
例えば下の商品の場合、タイトルに博美犬（ポメラニアン）、贵宾犬（プードル）、比熊犬（ビション・フリーゼ）と3種類の特性キーワードが含まれていますが、品種特性値はプードルになっています。この時タイトル中の品種特性値と特性欄の特性の選択は一致していない状態です。
例3：タイトル中の特性値と商品説明中の特性情報が一致しない。例えばタイトル中の材質特性値が純羊毛であれば、商品情報中の特性値は羊毛95%以上でなければなりません。
２）ブランドの乱用
例１：タイトル中に幾つかのブランドキーワードが含まれていて、特性値のブランドの部分にその中の一つを選択している場合。
例2：タイトル中に、あるブランド名を使っていますが、商品説明の特性のブランドの部分には別のブランド名が選択されています。
例3：商品アップ時にブランドを選択必須ではなく選択可能にし、その選択可能な中にあるブランドが、タオバオショップオーナーが自分では選択していないのにタイトル中に表示されている。
注意：もしブランドが選択できない状態で、同じようにタイトルにそのブランドが表示される場合は違反ではありません。
例4：特性欄のブランド特性選択もしくはアップされた説明の特性情報が一致しない。
例5： 商品をアップする際にジャンルの選択肢の中に○○ブランドは存在していたものの、ショップオーナーはそのジャンルに商品をアップせず、自分で○○ブランドと直接入力あるいは類似した形で「○○ブランド」と記載
例えば、ナイキのスニーカーについて、売り手は商品をアップする際、このジャンルに自分の商品をアップせず、自分で「Nike」或いは「耐克(ナイキ)」と入力して同じブランドあるいは類似したジャンルを新たに設定
注：上述の写真に示しているブランドジャンルは「Nike/耐克(ナイキ)」を選択すべきであり、売り手が新たに「ナイキ」と入力し新たなジャンルを作成すべきではありません。
このようにすれば、ブランド名を未選択なのでなく、自分でジャンルを編集したということになり、正真正銘のブランド品で販売商品も品質保証されるものであったとしても「ブランドジャンル乱用」の違反となります。
4. 値段の不一致
商品のテーマ、写真或は商品詳細に記載の商品価格が実際の価格と一致しない。
例1：ある商品のテーマ或は商品詳細の記載、写真の中に記載してあるのは30元(600円)、しかし、実際の販売価格は35元(70元)。
例2：商品写真、テーマ或は商品詳細に「ご購入後にサービス価格を提供」「ご購入後○○元の値引き」と記載があるものの、実際に購入してみると記載してある値段と一致しない。
5.送料の不一致
商品のテーマ、写真、商品詳細の中に記載の送料に関する説明が実際の送料テンプレートメッセージと一致しない。
例1：商品のテーマ、あるいは説明の中には「送料込み、宅急便、普通郵便、速達郵便を含む」と記載があるのに、送料テンプレートメッセージには送料の価格が明示されていて、買い手が送料負担となっている
例２：商品は家具などの「修理・交換・返品」サービス適用の商品で、商品テーマにも「修理・交換・返品」サービスあり、自宅まで配送保障と記載があるものの、実際の送料テンプレートメッセージには送料は顧客が負担、あるいは物流センターまで顧客が自分で商品を受け取りに行くこと。と記載されている。
6. マーケティングキーワードの不一致
商品の中のマーケティングキーワードが不一致している状況。例えば商品テーマの中に「在庫一掃セール」と「新着商品」という意味合いが全く異なるキーワードが出現する
三、違反処理
|
虚偽の メッセージ |
状況 | 違反処理 | 失効単位 | |||
|
商品に関する要素に 不一致がみられる
|
カテゴリーの不一致 |
同じ商品に関して 商品に関する要素に 不一致がみられる 違反回数
|
1回め | 警告 | 0単位 | |
| 特性の不一致 | 不適切な 特性を選択(ブランドの特性を除く) | |||||
| ブランドの特性を乱用 | 2回め | 商品の撤去 | 0単位 | |||
| 商品のタイプの不一致 | ||||||
| 価格の不一致 | 3回め | 商品の撤去 | 0.2単位 | |||
| 送料の不一致 | ||||||
|
マーケティングキーワードの不一致
|
４回め | 商品の削除 | ２単位 | |||
|
商品に関する要素に 重大な 不一致がみられる |
商品に関する要素に
不一致がみられる状況が 何度もくり返される
|
店舗内のすべての商品を撤去 | 6単位 | |||
|
嫌疑をかけられるカテゴリー内の不一致
|
対象商品を完全に修正した3日後まで状況の深刻度に応じ、ある商品に対する検索ランクを引き下げる | 0単位 | ||||
四、ご案内
1. どのようにして商品の要素に不一致がみられるというトラブルを避けられるでしょうか？
商品タイトルの内容と写真に記載している文字が説明が一致しているかどうか、商品タイトルの内容と商品詳細の説明は一致しているかどうか、写真に記載している文字は商品詳細説明と一致しているかどうかご確認ください。
商品ページの中での(例えば商品タイトル、写真、価格、送料テンプレート、商品特性、詳細説明、バックグランドカテゴリーなど)商品をアップする際カテゴリー、送料、特性、マーケティングキーワード、価格、タイプなど商品に関する記載が互いに一致し関連しあっているようにすべきです。
五、よくある質問
1. 商品に送料込みと書いてありますが、送料に関する一致がみられないとはどんな状況ですか？
商品タイトルに「送料込み」と記載があることとと、実際の商品説明にどんな記載があるかをご確認ください。タイトルには「送料込み」とあるものの、商品説明には買い手が送料負担とある場合、送料に関する不一致の違反といえます。
2. 商品のタイプ不一致という問題がわたしの商品にもあり得るでしょうか？
商品アップの際に選んだ「商品タイプ」が、商品の商品詳細説明の中で商品タイプについて述べている説明と一致しているかどうかご確認ください。
例えば、商品アップの際に商品タイプを「中古」を選んでいるのに、商品説明の中では「新品」と記載しているならば、商品タイプに関する不一致の問題が存在するといえます。
3. わたしの商品の価格に関して不一致の問題があるでしょうか？
商品タイトル、写真、価格、商品説明等の中で商品価格が一致しない状況がないかご確認ください。もし、価格不一致の問題があるならば、すぐに調整し、不一致の問題を解消いたしましょう。
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