カテゴリー:中国ビジネス最新情報ブログ
2017/10/09
支付宝(アリペイ)と微信支付(WeChat payment)の普及により
中国でのモバイル決済は、世界トップを維持しています。
このことはすでに周知の事実であり、
最近では新聞のトピックにも選ばれないかもしれません。
今回の記事では、世界各国の現状と中国のモバイル決済の実態を比較し、
中国のモバイル決済の優位性を証明したいと思います。
今回参考にした世論調査は世界中で有名な益普索(Ipsos)によるレポートです。
Ipsosは全世界の23の国や地域で1万8,000人を対象に調査しました。
モバイルペイメントTOP2-中国、インドの状況
調査によると、中国の77%の消費者は
自分が利用可能なモバイルペイメントツールを答えることができるとのことです。
この比率は世界一です。
インドのモバイルペイメント普及率も比較的高く、76%に達しています。
インドではペイメントサービスPaytm利用者が圧倒的に多いのですが、
この会社は中国の阿里巴巴(アリババ)グループ傘下の小会社のひとつです。
Paytmは支付宝(アリペイ)の中国における先進的経験を活かし、
インドでのペイメントマーケットをさらに拡大できるよう奮闘しています。
一部の国でモバイル決済が普及しない理由とは?
韓国はインターネットの面における世界の先駆者なのですが、
調査の示すところによると、
韓国におけるモバイルペイメント普及率は
わずか64%で中国とインドのいずれにも及びません。
驚くべきことに、一部の先進国のモバイルペイメント普及率はとても低い状態にあります。
例えば、アメリカとドイツは48%の普及率、日本においてはわずか27%です。
日本は調査対象となった国と地域のランキングの中で、なんと最下位でした。
関係者の分析によれば、アメリカ、ヨーロッパでは
クレジットカードが消費者の生活に深く浸透しており、一枚のカードで支払いができるのに、カードを携帯電話に代えて、
さらにモバイル決済の手続きが必要等々メリットをあまり感じないようです。
対照的に、中国やインドなどの発展途上国では、
クレジットカード払い未経験の消費者が多いという実態があります。
さらに、カード払いの場合、暗証番号を入力必要がある、
レシートの小さなスペースにサインをしないといけない等のプロセスがあるので、
モバイル決済の方がずっと便利だと感じているようです。
モバイル決済普及率最下位日本の携帯事情
日本は人口のわずか四分の一がモバイル決済を利用しており、
モバイル決済普及率最下位という点も注目に値します。
その理由はというと、日本もやはりクレジットカード普及率が高いという点、
また、インターネットマーケットの開拓に関していえば、
日本は高齢者が人口に占める割合が非常に高い国なので、
新しいものを取り入れることに関しては難度が高いようです。
あるデータの示すところによると、
日本のスマートホン普及率は中国に比べて非常に低いそうです。
主な原因は高齢者はいわゆるガラケーを使用するのに慣れており、
タッチパネル式のスマホに替えるのを面倒に感じるという点にあります。
日本のこういう実態を聞くと中国人は驚くのですが、
日本人は逆に、
中国でモバイル決済がこんなに広く受け入れられていることに驚きを感じています。
最近では、日本を訪れる中国人観光客のため
各地に支付宝(アリペイ)と微信支付(WeChat payment)が
日本のマーケットにも浸透してきました。
日本におけるモバイル決済の普及はまだ時間がかかりそうです。
近日開催のセミナーのお知らせ
~フルサポートだから中国語不要~
IT導入補助金で「350万円」得する!中国越境EC出店オンラインセミナー
中国語ができなくても、現地に進出せずに日本に居ながらにして
消費の沸騰する14億の中国市場に向けてネットで簡単に販売する事ができます。
・淘宝(タオバオ):中国人消費者向けの小売販売モール
・天猫国際(Tmall Global ): 中国人消費者向けの小売販売モール
・アリババ(1688.com):中国企業向けの卸売販売モール
中国最大の電子商取引サイトを活用して、補助金でコスト削減の販売可能な方法について、中国向け越境ECの運営代行を10年以上続けているナセバナルがWEBセミナー形式で、ばっちりお伝え致します!
セミナーの詳細・お申込みはこちらから
~フルサポートだから中国語不要~
IT導入補助金で「350万円」得する!中国越境EC出店オンラインセミナー
https://taobao-support.net/seminar/chinaec-online-seminar/
中国向け越境ECの運営代行を10年以上続けているナセバナルが
WEBセミナー形式でばっちりお伝え致します。
まずは気軽に、ご自宅から参加可能な「オンラインセミナー」で
「最新情報」と「無料特典」を手に入れてください。
【参加無料特典】中国越境EC オンラインセミナー
■参加特典その1 中国越境ECの資料(PDF)
■参加特典その2 オンラインセミナーの録画データ
■参加特典その3 無料個別相談(zoomで90分)
「タオバオで稼ぐ! 初心者から始める 中国輸出の教科書」 発売開始!
中国EC最大のイベントである「独身の日」の11月11日に発売開始されました。
弊社代表の橋谷が「タオバオ」の出店申請、出品方法から運営方法まで
ノウハウを図解で解説しました。
【読者限定!「中国進出に役立つ5大資料全員プレゼント」】
本書をお買い上げ頂きました全員の方に、下記の最新市場データや
EMSで中国向けに発送する時に便利なツールなどをダウンロードして
活用して頂けるようにご用意しました!
★本書の読者特典一覧
・特典1 「タオバオ最新情報!カテゴリ別人気ブランドTOP20調査データ」
中国ECマーケットのトレンドを徹底分析した最新のタオバオ市場調査データです。
主要なカテゴリごとの販売個数、売上総額など様々な実際の調査データをまとめています。
タオバオでの販売商品や、カテゴリの選定に迷った時などにご活用ください。
・特典2 「アリペイ送金・出金操作マニュアル」
すべての操作手順を画面で徹底解説しました。
初心者でも簡単に送金、出金の操作ができるマニュアルです。
操作ボタンの中国語もすべて日本語訳をしましたので、間違うことなく送金や出金が
できるようにご用意しました。
・特典3 「アリペイに複数の銀行口座を紐づける方法」
タオバオでの売上を日本円で回収するためには、複数の銀行口座を
アリペイと紐づける設定が必要になります。
操作で間違えやすい部分も画面で徹底解説しましたので
ぜひ活用してください。
※アリペイとは、タオバオを運営するアリババグループの
決済サービスです!電子マネーと近いイメージです。
・特典4 「EMSマイページ用タオバオ注文CSV変換ツール」
中国向けの発送で一番使われる郵便局のEMS(国際スピード便)の伝票を
プリンターで簡単に印字できるのが「EMSマイページサービス」です。
このツールを使えば、難しい中国語住所を手書きする必要がなくなり、
大量注文での伝票印字も一括処理が可能になります。
・特典5 「タオバオ販売禁止商品一覧表(中国語・日本語訳)」
知らずにタオバオで出品して販売してしまうと違反警告や
ペナルティを受けることもあるので注意が必要です。
タオバオでの販売禁止商品を把握することは、非常に重要です。
この特典資料で禁止商品を確認し、違反にならない商品を
出品するように活用してください。
読者特典の入手方法は簡単です。
Amazonで拙著をご注文頂き、手元に届きましたら書籍の巻頭記載の
読者特典ダウンロードURLを確認して入手してください。
詳しい説明をご希望の方へ
「もっと詳細に内容を知りたい!」と、ご希望の方は下記のお問合せフォームまたは、
電話などで、お気軽にお問合せください。
お問合せのみでも大歓迎です。丁寧に説明させて頂きます。
コメントを残す
Facebook Comments