2020/02/26

 

気になる配送サービス続々回復中の現状とは?

――続々と通常営業へと回復中。

 

旧正月とコロナウイルスの影響が騒がれている期間中にも、

中国郵政、順豊、京東配送と蘇寧配送は通常通りの営業を継続しており、

園通配送は1月28日から全面的に通常通りの営業を始めています。

 

その他の配送会社も正常営業を続々と回復している状況です。

 

中通配送、申通配送、韵達急便、百世配送、德邦配送などは、

2月10日には正常営業を開始すると公表していました。

回復に伴い、荷物配達時の安全を確保するため、

関係者が一丸となって、安全、安定、滞りのないサービスの提供のため、

配送センター、ネットショップと第一線で働く配送員の皆が厳格に操作規範を実施し、

広範な範囲に住む顧客の安全確保のために尽力しています。

 

各配送企業はさらに、

医療関連の感染防止物資を優先的に配送することに集中するようにしています。

それで、その他の顧客の配送時間が影響を受け、配送がやや遅れることが見込まれます。

 

各配送企業は正常経営が始まられたとしても、

伝染予防を最優先事項として取り組むことを決定しています。

 

それで、職場における消毒の徹底、医療用マスク、ハンドソープ、石鹸、消毒水などの

予防用物資を充分に準備すること、商品を安全な方法で受け渡しすることを提唱しています。

 

国家郵政局が最近開いた会議のテーマは、

各部署が新型肺炎から身を守ることと生産系の仕事の回復についてでした。

 

伝えられるところによると、多くの配送関係会社の責任者がこの会議に参加されたそうです。中国国家郵政局局党組書記局長である馬軍勝氏はこの会議の席で、

配送業界に携わるすべての者が

「4つの確保、3つの優先、1つの傾斜度推進」を奨める

べきであるとしました。

 

「4つの確保、3つの優先、1つの傾斜度推進」とは?

「4つの確保、3つの優先、1つの傾斜度推進」を具体的に説明すると、

 

まず「4つの確保」とは

確保1:中央政府の政府が公布する政令が滞ることがないよう配送を確保すること、

 

確保2:中国共産党の交付する党関連の郵便物が滞ることがないよう配送を確保すること、

 

確保3:武漢などの地区に居住する人々の生活必需品が滞ることがないよう

    配送を確保すること、

 

確保4:国内、国際のいずれにおいても伝染を防ぐための物資が滞ることがないよう

    配送を確保、優先道路を確保することを指します。

 

「3つの優先」とは、

優先1:優先的に郵政サービス政府関連の配送に関する仕事に取り組むこと、

 

優先2:優先的にプラットホームがすでに処理した注文の配達業務を完了すること、

 

優先3:優先的に顧客の特殊なニーズにも応えること、を指します。

 

「1つの方向性推進」とは、

配送会社が業務に関する段階的な目標を定め、

積極的にインターネットショッピングの通常業務を回復できるようにし、

多くの顧客のインターネットショッピングに関するニーズに応えるようにすること、

を指します。

 

馬軍勝氏は、2月中旬には、配送業界の業務は4割以上回復すること、

2月下旬までには、新型肺炎の状況次第で、さらに業務を回復させることを要求しています。

 

武漢と湖北などの地区に関する配送業務の回復は、

それぞれの地区の政府の指示に従って行われます。

 

最近の一部の区域の郵政、配送会社の配送車両の通行制限によって、

正常の業務ができないことに関して、

交通運輸部、国家郵政局と中国郵政グループ会社が最近共同で緊急通知を発行しました。

 

その通知によると、特に郵政の日常のサービス、特殊サービス及び

伝染予防物資の伝染を防ぐための物資が滞ることがないよう

配送を確保、優先道路の運輸の郵政車両が規定に沿って通行できるよう

保障するようにとの点、

 

各高速道路、国道、省道の幹線道路、農村を結ぶ高速道路は、

違法な仕方での禁止令を出すこと、或いは郵政と配送車両の正常通行を制限すること、

郵便物、速達、車両及び配送スタッフを押収することを禁止します。

 

新型肺炎の影響は少なからず配送業界の正常営業に影響しています。

各配送会社は、それぞれ次々と有効な対策を打ち出しており、

オンライン各店舗の正常営業ができるよう、

スタッフと生産安全の確保、サービス品質の確保を目指しています。

 

例えば、中通配送は1億元を新型肺炎予防資金専用の基金として取り分け、

社員全員の安全と健康に役立てるよう、伝染を水際で食い止めるための措置を講じています。

 

園通配送は、伝染予防のため、通常仕事を請け負っている加盟会社に対して、

後期に伝染予防のための物資が不足する、

居住している地域で物資の購入ができない状況になるなどの状況の際には、

本部が購入と配送に協力するとの意向の決定を公開しました。

 

園通配送の総本部はすでに3億元(48億円)の伝染予防サポート基金を設定しています。

加盟店舗の中で、資金面で困難な状況にある店舗に関して、

本部は実際の状況に基づいて、10~30万元(160万円~480万円)を限度額として

貸し付けを行い、

3ヶ月は無利子で貸し付けを行うというサポートを行います。

 

本部は「新コロナウイルス肺炎保険」を購買し、

加盟店であるすべてのオンライン店舗に関わる

すべての社員と経営者が無料でこの保険を利用できるようにしています。

 

韵達配送は、新コロナウイルスが蔓延する前に、

1億元(16億円)の「伝染予防基金」を設置し、すべての社員の切実な健康上のニーズに応え、「伝染病に関する有効な予防、科学的なロジックに基づいた生産」に基づいて、

生活必需品の輸送と配送を保障し、配送サービスを続けていくことを明らかにしています。

 

中国国家郵政局は、2月8日までの時点で、郵政企業と配送会社が協力して、

伝予防関連物資を10,552トン、小包4751万個、車両3,331台、

空輸用飛行機120便が運輸の危機を脱するのに提供されたと発表しました。

 

回復の兆しに期待!

旧正月の期間中、新型肺炎の影響を受け、

ネットショッピングでの購入は如実に増加しました。

 

業界関係者によると、この短期間の配送業界のニーズは不確実な面があり、

通常通りの運送が回復するかどうかという制約が解けることが緊急課題と言えます。

 

しかし、長期的に見ると、伝染病がインターネットショッピングに与えた影響は

プラスの影響であったと言えます。

 

この機会にインターネットショッピングに目を向ける人が増え、浸透率が高くなりました。

それで、関連した業界である配送業界にもプラスの影響を与えたと言えます。

 

 

2月5日に開かれた中国国務院常務会議の席で、

1月1日から伝染病予防のための物資輸送と公共の交通機関、生活サービス、

郵政速達に関して、増値税を免税とするという決定が公表されました。

 

安信証券は、納税優待計画は、中国国家の配送に関する政策が

配送業界をサポートしていることの証拠であり、

配送業界関係者全員にとっての朗報と言えます。と、述べています。

 

同時に、増値税免除に関する詳細は未だ確定されておらず、実施期間と間隔もまだ未定です。それで、今後の関連情報をよくチェックし、詳細情報に精通されるようお勧めいたします。

 

一部の証券会社の分析によると、配送業界の回復に伴って、

消費者は以前は実店舗で購入していた商品も

インターネットで購入するようになっているという傾向にあります。

 

それで、配送業界はこれからの発展に期待できることでしょう。

インターネットを通じた教育分野の発展、リモートオフィスの発展に伴い、

配送業界も投資家の注目の業界になることでしょう。

 

西南証券は、新型肺炎の影響によって、配送業界の各社は短期的な損失を被ったものの、

この伝染病の引き起こした状況によって、消費者の配送への依頼の意識は、

インターネットショッピングの浸透率を高める結果となりました。

 

新型コロナの影響によって、インターネットショッピングは一時下火となりましたが、

消費者のインターネットショッピングへの熱意は潰えることなく、

配送業務数もスピーディに元の状態へと戻りました。

 

2019年のインターネットショッピングの浸透率は20.8%でした。

今後5年以内にこの数は飛躍的に増加することが見込まれています。

 

招行研究院は2003年に流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)は、

ECの歴史的スタートの幕開けのきっかけとなりました。

 

 

その年には、売り上げが著しく減少したものの、

インターネットショッピングの規模拡大につながる結果となり、

続く年月の間スピーディに増加していきました。

 

今回の伝染病に関しても、同じように予測できます。

消費者の実店舗における購買意欲は低下しており、ECはこの機会に、

生鮮食品、建材などのカテゴリにおけるマーケティングを行い、

インターネットの浸透率を引き上げ、

関連する配送のニーズも引き上げることができるでしょう。

 

最新情報(2月26日:中国交通部の調査によると、

中国郵政、順豊と京東は基本的にすべて配送業務を回復したということです。

その他の配送会社も全体の回復率は66.7%に達しているとのことです。

 

 

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