2020/07/28

 

オンラインショッピングを楽しむ際に、多くの方が気になっているのが、

天猫(T-mall)に三種類の店舗があることでしょう。

 

三種類というのは、1,旗艦店、2,専売店、3,専営店です。

どういう違いがあるでしょうか?

消費者として、また、店舗開店を検討中の方、出店中の方は気になるところです。

以下に違いをまとめましたので、参考にしていただければ幸いです。

 

1. 経営範囲が異なる

 

旗艦店:自社ブランドフラッグシップ・ショップであり、

            自社ブランドの商品のみを販売します。

 

専売店:専売店とは、一種の加盟店であり、ブランド企業から授権された店舗であり、

             企業が自分で開設した店舗ではありません。

 

            例えば、ナイキ(Nike)、アディダス(adidas)など,

            ブランドから授権された店舗のみが、

            インターネット上で該当ブランドの商品を販売できます。

 

 

専営店:自分のブランドと他のブランドを同時に販売できます。

             しかしながら、一種類のジャンルのみを販売できます。

 

             例えば、ファッションの専営店であれば、複数のブランドの商品を販売できます。

             衣服製造業であれば、CKの洋服、アディダス(adidas)の洋服、

            その他のブランドの商品も同一の工場で製造でき、

            扱えるブランドの数に上限はありません。

 

2. 経営主体が異なる

旗艦店:自社ブランド企業に所属し、登録している企業は、

             天猫(T-mall)店舗の企業法定代表者を申請しなければなりません。

 

専売店:経営者は、該当ブランドの企業会社が正式に発効した授権書

             或いは企業法人授権書等を取得する必要があります。

 

専営店:中国大陸で申請、登録された企業法人であるべきです。

 

3. ブランド資質が異なる

 

 

旗艦店:天猫(T-mall) 旗艦店は、中国国家商標総局発行の商標登録証或いは、

             商標受理通知書を所持していることが必要です。企業商標登録が必要です。

 

専売店:専売店は2種類の書類が必要です。

             第一に、ブランド所持者が作成した国家商標総局発行の商標登録証、

             第二に、開店を申請する企業が提供するブランド所持者発行の正規申請書です。

             併せて、身分証コピーの提出とサインした授権書が必要です。

 

専営店:あるブランド、或いは自社ブランドの経営、

             他人にブランドが提供する必要のある漏れのない申請書、

             ブランド所持者の登録証明が必要です。

             自社ブランドの場合、自分のブランドの授権書のみが必要です。

 

店舗経営者、消費者のみなさんのお役に立てれば、幸いです。

 

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