2014/10/05

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アリババの上場はアメリカの証券取引所の歴史史上最大規模のIPOの一つとなった。

世界主要株価指数上昇にも、アリババが注目されている証拠

アリババ上場後の水曜日 世界主要株価指数が上昇した。

 アメリカでは、道琼斯工业(ダウ・ジョーンズ工業)平均株価指数が0.6%上昇し、円相場109.14ポイント、NYダウ17,265.99ポイント;S&P500(アメリカの三大株価指数の一つ)指数は、0.6ポイント上昇し、円相場9.79ポイント、S&P500は2,011.36ポイント、ナスダック総合指数(アメリカの三大株価指数の一つ)は0.7%上昇し、円相場31.24ポイント、NASDAQ(ナスダック)は4,593.43ポイント。

 ヨーロッパでは、英国富时(FTSE)100指数が0.6%上昇し、6,819.29ポイント;ドイツDAX指数では1.4%上昇し、9,798.13ポイント;フランスCAC-40指数は0.8%上昇し、4,464.70ポイント。

 アジアでは、日経平均株価指数が1.1%上昇で、16,067.57ポイント;上海株価指数0.4%上昇で、2,315.93ポイント;ただし、香港ハンセン株価指数は0.9%下落し、24,168.72ポイントであった。

金曜に上場してからというもの、アリババが投資家たちの注目の的になっている。分析によると、アリババのIPO融資金額は200億ドル(約2兆1,600億円)を超えるという。

阿里巴巴(アリババ)シリコンバレーの巨頭に打ち勝てるか!

 アリババは、アメリカにおいて初期公開株式を公募し、世界中から注文をうけていることより、会社はすでに全世界で最大の技術企業の一つであるにちがいない。とすると、これは中国がシリコンバレーに取って代わり、次世代の技術の巨頭を育む場所となるのだろうか。

 シリコンバレーには、完璧な創業生態システムと、開放的で自由な市場、文化と創造的な環境、技術新興企業の質と量、またその世界をリードする多様性が散在している。しかし、当面の状況を見ると、中国大規模技術企業の数は減少し、アリババ、小米(中国のソフトウェア会社)などの技術企業の発展環境とシリコンバレーのモデルとには大きな違いが存在する。

 13億人もの人口を持つ中国は世界最大の消費市場であり、「世界の工場」の名で有名である。そのため国内外の企業にとっては、大きなチャンス、また、挑戦を意味している。アリババは、中国の独特な発展環境の中での成功例であるが、しかし、このような中国技術企業が世界市場において地盤を固めることができるがどうか、さらには「シリコンバレー」を超えることができるか否かは、今後注目されるところであろう。

 アリババ上場 海外投資家の評判は賛否両論

 アメリカ時間2014年9月19日、アリババはニューヨーク証券取引所で上場手続きを行い、一株の最終終り値は68ドルであった。上場したばかりのアリババ株を買うかどうかについては、海外評論家たちの中で意見の違いが生じた。

 アメリカCRT資本グループ科学技術及びメディア業務統括担当部の尼尔-多什(Neil Doshi)氏は株購入を提案し、このアリババ株価格が将来一年以内に一株95ドルに上昇すると見込んだ。それに対し、リスク投資家の皮特-泰尔(Peter Thiel)氏は、全く相反する見解を示し、マスコミが大きく報道するアリババのIPOに対して疑問を感じていると話す。
財産管理会社Safanadの投資戦略課の第一人者、约翰-鲁特莱齐(John Rutledge)によれば、個人投資者はアリババの株を買うべきではないという。
 
 Doshi氏の見解の源泉は、アリババの営業収入と利潤増加記録にある。アリババのネットショッピングが、長期的に見れば、有効なものであると話す。

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