2014/12/18

 

2014年12月現在、オンラインビジネス全体の取り引き販売額は全商品小売総額の10%を超えている。2007年の頃この数字はわずか0.98%だったことを考えると大きな成長だ。

更に如何にして、上昇気流をつかめるのか。。

 

張勇はさらにこう続ける。

 

 

u=2830144794,2059326270&fm=21&gp=0この10%の内訳を見ると、各分野で大きな偏りがある。

 

例えばパソコン、携帯、衣服、紙おむつや粉ミルクなどはネット販売総額の30%から40%を占める。

 

また消費率の違いもある。例えば多くの女性がネットで洋服を買うのが好きだが、これらは毎日買うものではない。

逆に食品などは毎日必要なものであるがこれらの比率は5%ほどで、ここに将来発展のチャンスがあると見ている。

 

 単なるネット販売が非現実的でない例として、車のタイヤの例を上げよう。淘宝(タオバオ)では以前から車のタイヤを始め何でも購入できた。

    しかしいったい何人の人が自分でタイヤを交換できるだろうか?

必ずパーツ店もしくは修理工場が必要だ。タイヤの販売者は単にネット上でタイヤを選び購入することを販促するだけでなく、それを換装できる、あるいはしやすい近くの店まで紹介すべきであろう。

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ユーザーの「消費」はここで始めて完了するのだ。

 

こうしたサービス提供分野においては、大きな変化が生じつつある。

 

仲介業的なネット販売の形態が占める割合は増え続けている。それであらゆる商業形態、各業種それぞれがインターネットの思想、技術を活用して武装し、自らを変革し、消費者とより効果的に繋がっていくことを願っている。

 

消費者とのつながりについて言えば、これまでの伝統的な形態は実店舗による店頭販売だった。本店の下全国各省に支店、その下に各小売店があり、ここで初めて消費者と接点ができる。顧客との接点はこうした縦の関係の上に成り立っていたのだ。

 

しかし、インターネット社会になり、淘宝(タオバオ)や天猫(T-mall)はじめとするネット上で店舗を出せば縦のラインは存在価値を持たず、ただ1店舗で消費者と接触できる。

 

この過程の中で新たな消費ルートを開拓するのは簡単なことではない。店舗は単に販売するだけでなく、まだまだ多くのことができる。今日、多くの店舗は単に販売ルートとしてだけでなく、営業ルートとして消費者と接触している。また消費者との接触も、単に店舗を通してだけでなく、微信(WeChat)や微博(ウェイボー)など各SNS媒体を活用したものへと変化してきている。こうした消費者とのつながりも従来の縦型のものから横型へと大きく変化してきている。

 

これは友人の実話であるが、彼はもともと粉ミルクを卸販売し全国の専門店に営業していた。こうした専門店舗も相変わらず重要であるものの、例えばどの地区のどの店が商品を必要としているか、インターネットを使えば即座に情報を収集、伝達することができる。境界のないこうしたインターネットの効果は単に消費者に恩恵を与えるだけでなく、より多くの顧客の獲得にもつながる。

 

こうして販売ルートが実店舗間で平坦化されたことにより、本部の情報がより早く消費者に届くようになった。ネット上でも同じで、この会社はいち早くオンライン業務部を設け、販売部の下ネット上でも販売を開始した。現在多くの企業がオンライン会社を設け、製品の設計から生産、販売まで幅広く行っている。これらも大きな変化の一つと言える。

 

こうした趨勢からして、将来多くの企業がインターネットを一つの販売ルートとみなすだけでなく、消費者と繋がり連動していくルートとみなすようになる、とわたしは予想している。

 

こうした効果はネット上の売り上げだけに止まらず、実店舗における売り上げにも影響を与えるだろう。例えばネット上で購入したものを実店舗でサービスという形で消費すると言った形態だ。このように消費者との繋がり方は、インターネットの普及に伴いどんどん多様化してきている。

 

とりわけ今日多くの人がSNSによって繋がっていることは大きなポイントだ。これまでオンラインにおける販売、購入の過程はとてもハッキリしており、まず消費者は明確な必要があって商品を探す。例えば「寒くなった」「大気汚染が心配だ」と言うことで空気清浄機を探し、店舗は部屋の広さや予算、そしてメーカーの好みを勘案して商品を薦め、購入すると言うのが通常の流れだった。

 

しかし今日こうしたコミュニケーションに変化が生じている。

 

例えば先日私がみたあるアプリの中で、この店舗は完全に漢方医の観点から、寒い冬にどんなものを食べたらよいのか、どんな注意が必要なのか、まず消費者に知識を紹介した上でレシピを紹介しており、試してみたいレシピの食材や調味料が購入できるようになっていた。これは単に販売と言う角度で商品を提供するのではなく、健康知識と言う角度で提供されているため、より多くの人がSNSを通してこうした知識を分け合い、それが口コミとなってより多くの人に広がっていく。

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これらの変化を見る時、将来におけるネット販売・営業の占める比重はどんどん高くなり、同時にまた、“双12”フェアでも体験したように、ネット販売と実店舗における販売の境目もますます曖昧になっていくだろう。

 

現在中国の多くのマーケットでWifi環境が整備されており、これを活用してより多くの興味深い取り組みができる。例えば、デパート内での消費者の動態を分析し、現在のホットスポットを把握できる。その情報をもとに的を絞った営業を行うのも一考だろう。

 

ましてや阿里巴巴(アリババ)の消費者データは言うまでもない。これにより消費者の消費能力、好みを分析し、より的を絞った正確な営業へと応用できる。こうすれば将来オンライン販売以外の残り90%の小売総額がどのように変化していくか楽しみなところだろう。いずれにせよ近い将来オンラインと実店舗による販売はますます融合し、効率よくなっていくことだろう。

 

オンラインビジネスが商業に及ぼす影響と変化に関して、もう一つ別の点も述べておきたい。これはまだ語られる機会は少ないのだが、確実に芽生えつつあり、将来商業の本質に確実に深い影響を与え得る変化だ。それは組織との関わり方への変化を促すという点だ。

 

中国の服飾メーカー、運動用品メーカーを例にとると、販売経路は皆同じく縦状で末端の小売店で初めて消費者に接する。商品は毎年この時期の発注会で半年分の商品を発注し、供給される仕組みだ。それが終わると来年のものを発注し、受け取った商品を販売していく。この時点ですでに商品の供給と消費者のニーズは完全に分断されている。設計したものを生産し、できたものを売る、この慣れた販売方法は一見論理的であるように思える。

 

しかしインターネットの普及によりこの方法は完全に以前のものとなった。今日ネットでリアルタイムに広範囲の消費者と接触できるため、消費者のニーズや好みなどのデータをリアルタイムに取得できる。そのため、これまでの高度に計算された大量生産、在庫管理に基づく組織的商品生産、そして末端に至るまで高度に組織された商品供給経路に大きな変化が生じているのだ。

 

この変化は、阿里巴巴(アリババ)と淘宝(タオバオ)において生産組織に生じた変化に見ることができる。商品生産は小数ロット、発注は複数回に切り替わった。実際ある女性服飾品を扱う企業が新商品をアップした際、それは多くの消費者が購入したものであった。

 

ある商品が多く売れる時、それには理由がある。それはつまり多くのユーザーが群集心理により「これは良いものだ」と言う認識が出来上がり、より多くの人が同じもの購入していく。しかし今日消費者のニーズは多様化し、特に若い女性を中心に「たとえ素敵であっても人と同じ服は着たくない」という考えが浸透して来ている。u=3824267143,1995406510&fm=90&gp=0

 

こうした顧客心理をくみ取り、データに基づく効率的な分析を行い、商品の設計・生産を管理して行くことができる。

 

上記企業の場合、驚くべきことに新商品をアップする際、生産にかかる時間は5日から7日であった。これまでの商品生産・供給方式は完全に変更され、生地の購入、商品の設計、主原料の使い回しなどの工夫により原材料を効率的に利用することがなされていた。しかしながら商品はとても個性的で、非常に興味深い変化を見ることができた。

 

このような方法の到達点は阿里巴巴(アリババ)の唱道するC2Bである。わたしたちはこれまで電子商取引はC2Bには含まれないと思っていた。またB2Cでもないと思っていた。しかし、今確信できるのは将来は必ずC2Bへの道を切り開くであろうということである。つまり、消費者主導の、大規模なクリエイティブで柔軟な生産を推し進め、最終的にはすべてのマーケットに変化をもたらすであろうという予測をできるのだ。

 

 

 

今の世界で絶対的なオリジナルを追い求めるのは非常に難しいことである。しかし、一つでなく、少数のオーダーがまとまれば、“オリジナル“ができなくもない。インターネットを使えば、中国全土に散らばっている自分と同じ好みを持つ人と一群となり、自分好みのオーダーをし、望みの家具が手に入るのだ。

 

インターネットの良さは、顧客のニーズを数字による分析によって細かに知れるという点。また、顧客のニーズをよく理解したうえで、皆の求めることに企業が取り組むようになるという点にあると言える。

 

一例として、実店舗では“大きなサイズ専門の洋服店”と言うのは、経営が苦しいとよく言われている。しかし、インターネット上では、“大きなサイズ専門の洋服店”は非常に好評である。ネット上の宣伝効果を利用して、周知度を高めることができたなら、中国全土の“大きいサイズ”を求める人々が、喜んで購入するのだ。

 

将来わたしたちはインターネットが商業界に与える影響がどうなると予想できるだろうか。現在わたしたちの生活に密着してきた携帯電話やタブレットは、三年後には人々の生活にとってどんな存在へとなっているのだろうか。これらを用いて自分だけの“オリジナル”を求める人々の欲求はきっと満たされるに違いないと私は思う。

 

現在インターネット及び携帯式のインターネットがあることで、人のつながりが広がり、このコミュニティは可能性を産み出している。生産方法さらにサービス提供方法にも変化が生じてきた。わたしたちが現に見るとおりである。今日わたしたちが考えたたくさんの事柄はまだ始まったばかりの段階にある。しかし、始まったばかりとはいえ、はっきり言える点は、“インターネットはマーケットの形態の変化を促す大きな力を持っているということである。”

 

インターネットがマーケットに及ぼす影響とは、消費を促すこと,消費の形式を変えることだけでもない。また、新たなつながりを作り出すだけでもない。

 

商品の提供方法、供給する側の組織が一致する面での大きな改革を促す力、それがインターネットのマーケットに及ぼす最大の貢献であろう。

 

 

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