2018/12/11

 

先月のダブル11でも多くの方がショッピングを楽しまれたことでしょう。

ショッピングを終えた方々は当然ながら、中国全土至る所で同じ動作を繰り返しています。

 

どういうことかというと、配達してくれるお兄さんから小包を受け取り、テープをはがし、

段ボール箱あるいはビニール袋を開けます。

続いて、外側から順にプチプチを開いていきます。

 

そして、店舗スタッフが心をこめて包装した商品をとうとう手にするのです。

段ボール箱、テープ、ビニール袋はゴミ箱へ直行となり、

待ちに待った商品を手にして大喜びする・・・

この一連の動作は、中国全土で12月末までつづくことでしょう。

 

なぜなら、もうすぐ「ダブル12」が開催されるからです。

 

消費者が期待に満ちて段ボール箱を開封することの背後には、

ECビジネスの急速な発展が存在します。また、近年の物流業界の急速な発展も欠かせません。

 

中国国家統計局のデータが示すところによると、

この10年で物流業界の総取引数は2009年の18億6,000件から

2017年の400億6,000件へと大幅な増加となっており、21倍の増加がみられます。

世界の物流業界の中で「チャイニーズスピード」を印象付けるデータとなりました。

 

同時に、忘れてはならない点として、この膨大な小包たちがもたらす、

膨大な量の環境へのダメージです。

 

国家郵政局の測定によると、小包の平均ラッピングは200gの重量とのことです。

2017年一年で400億6,000万件の小包があったことを考えると、

800万トンもの廃棄物が出たことになります。

これは、中国の生活廃棄物全体の2%を占める量です。

 

最近の3年間、中国国家関係部門によって

度々地球にやさしい配送システムの重要性が訴えられてきました。

 

これに応えて大型ECプラットホームと物流企業は迅速にこたえ応じてきました。

エコに強い関心をお持ちのみなさんは

この2年にあなたが受け取った小包に変化が生じていることにお気づきだと思います。

 

しかし、物流業界における「エコ」は実際まだまだこれからです。

中華環境保護基金会、菜鸟インターネット

及びDT財政経済が最近共同で発行した「2018年中国エコ物流発展レポート」によると、

「買う!買う!買う!」が招く、

包装の方法について進歩できる可能性があると指摘しました。

 

「根本から見直してごみダイエットを!」

エコラッピングを広めていくためには

まずそもそものラッピング方式を見直す必要があります。

 

目下、消費者が受け取る小包の中には、伝票、セロテープ、箱あるいは包装用の袋、

さらに外部ラッピング・・と合計4層になったラッピングがなされています。

包装に使われる袋の素材も様々で、薄手のビニール袋、エアマットビニール袋等があります。

 

データによると、2016年の中国全土における配送物の総数は312億8,000万に達し、

累計すると32億のビニールバッグ、3億3,000万のセロテープ、

86億個の包装用ボックスが消費されました。

 

2017年11月に中国郵政と関連する10部門は

「宅急便エコラッピングに関する共同推進指導意見」を発布し、

「エコ化、減量化、リサイクル化」を

配送業界エコラッピングの三大目標にするよう促しました。

 

これを機に多くの物流会社、EC企業が方法の模索を始めました。

 

 

中国郵政は中国全土で包装の簡易化、セロテープの過剰使用をしないよう、

リサイクル可能なものを回収するなどの計画をうちたてました。

 

中通配送はエコリサイクルキャンパスバッグの使用をスタートし

包装袋の削減に役立てています。

 

蘇寧物流では2,000回の使用に耐えるリサイクルボックスの利用を薦めています。

 

順豊速運では新たに開発したEPPリサイクルクーラーボックスにより

保冷品の包装の削減に努めています。

さらに、菜鳥インターネットはエコラッピンググレードアップ基準を公開しています。

 

業界関係者によると、これらの調整はすでに少なからず良い結果を出しているそうです。

しかし、全面普及していくまでにはまだまだ長い道のりになりそうです。

 

同時に、「新小売り」で特徴となっているスピーディ配送のニーズも

新たな挑戦を投げかけています。

 

エコラッピングを推進するためには、

前もってこれらの新サービスに対応した

シンプルでエコなラッピング方式を選択可能な状態に整えておくべきです。

 

サプライチェーンも「ゼロラッピング」に意欲

報告の示すところによると、ラッピング材を減少すること以外に、

技術面で物流業界のサプライチェーンをグレードアップし、

「ゼロラッピング」の実現に向けた努力が必要です。

 

例えば、菜鳥を代表とする物流プラットホームでは、インターネットのメリットを生かし、

また技術を駆使して配送商品のダイエットに努め、

全面的なエコ解決方案を社会に向けて発信しています。

これらの方案もエコ物流の実現に不可欠です。

 

 

アリババの新小売りスタイルでは、チェーン店による発送がますます増えています。

これによって商品の配送の距離と時間が短縮されています。

結果、さらに多くの商品の包装の軽量化が可能になりました。

 

例えばアリババ傘下の盒馬(生鮮食品の販売等)では、

生産地からチェーン店までの配送にまとめて棚ごとルート発送するようにし、

段ボール箱や発泡スチロールボックス、テープ類の「ゼロ化」を実現しています。

 

最後のポイントに配送される時には、消費者の購入したすべての商品を一つの袋にまとめ、

包装材の減少を徹底しています。

 

業界の関係者によると、ボックスのリサイクル使用と過剰包装のゼロ化は

目下シンプルラッピングのイノベーションと呼べるそうです。

 

アリ小売りの中国全土の支店への配送においては、ラッピングゼロ発送が全体の4割近く、

リサイクルユーズのダンボール箱の使用が3割を占めるそうです。

 

盒馬は最速で30分でお届け、天猫(Tmall)スーパーは1時間でお届け、

天猫(Tmall)フラッグショップチェーン店は2時間でお届け等、

新サービスを続々展開しています。

ですから、配送のスピードアップと包装の軽量化は周到に考えることが不可欠です。

 

さらに、菜鳥のスマート倉庫整理によって、以前の在庫管理などが一新され、

各都市における物流インターネット効率が明らかに向上しました。

テスト都市においては、小包の配送距離が700kmから400kmまで縮小されました。

都市倉庫から小包が発送された場合、配送距離は100km以内にまで縮小できます。

 

配送にかかる時間は短縮され、車両積載率も改善され、運輸距離は8割短縮されました。

交通運輸という面を考えると

エコサプライにより環境保護と資源の節約に貢献できるという点が理解できます。

 

様々な面で包装資材の回収を推進

サプライ側による発送時の資材の減量に留まらず、

消費者の協力によるリサイクルもエコ包装実現のために欠かせません。

 

今年のダブル11において菜鳥インターネットは

「ボックスリサイクルプラン」を提案しました。

 

2018年11月末までに菜鳥インターネットは

全国200以上の都市に5,000カ所の段ボール回収場所を設置しました。

 

また、今回の「ボックスリサイクルプラン」は高德マップと提携しており、

消費者は高德マップの中で「菜鳥ボックスリサイクルプラン」と検索すると

自分に一番近い回収場所を知ることができます。

 

科学技術を活用し消費者がよりよくスピーディに参加できるエコ物流が整いつつあります。

菜鳥インターネットが明らかにしたデータによると、

11月8日から20日の間に中国全土で1300万個の段ボール箱が回収されたそうです。

 

 

残る問題はというと、消費者のリサイクルに対する認知度を向上させること、

皆が一丸となって熱心に取り組む姿勢の育成でしょう。

リサイクルステーションも臨時で置かれたものが多く、

長期的にリサイクルシステムをどう構築していくかは今後の課題と言えます。

 

 

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