2020/03/09

 

 

中国における新型コロナウイルスの感染増加の勢いが収まり始めていることを受けて、

中国各地の小売り企業が正常営業に戻りつつあります。

 

ショッピングモールと各ブランド専売店も続々と開店を始めています。

 

今回のコロナウイルスの突然の流行で、非常に多くの小売企業、

特に実店舗で販売する経営者は巨額の損失を被りました。

 

同時に、今回の状況はこれまでオンライン販売にあまり積極的でなかった経営者たちの

背中を押すことになり、

結果として、非常にスピーディにオンライン店舗経営の道が開拓されました。

 

中国全土でオンライン販売が突然脚光を浴びるように。

実店舗経営者は新型肺炎の大きな打撃を受けました。

ショッピングモールやスーパーマーケット以外の大部分の店舗は店を閉めるか、

あるいは店を開けていても閑古鳥が鳴く状況に追いやられ、

これまで、実店舗の経営に慣れている経営者たちにとっては、

ハードルが高く自分には難しいとずっと思ってきたオンライン店舗の経営ですが、

この度はやってみようと、決意を新たにしたとても多くの経営者たちが重い腰をあげました。

 

 

梦洁家紡小売り副総経理昌聖恩氏はこう述べています。

「わたしたちは旧正月期間中も休み返上で働き、旧正月の元旦から6日にかけて、

1,000以上のクラウドストレージを開設しました。」

 

なぜ、中国人が一年のうちで最も重視する旧正月の休みさえも返上して

クラウドストレージを開設したかというと、

新型コロナの影響で、梦洁家紡の3,000店舗ある実店舗の支店は、

休業に追い込まれ、全体のわずか10%ほどが休まず営業しましたが、

全く顧客は来ないという状況に対処するためでした。

 

 

このような緊急事態の中で梦洁家紡はすばやく対応策を講じました。

 

微信小程序(WeChatミニプログラム)でクラウドストレージを開設し、

オンラインでの販売を開始しました。

 

コミュニティマーケティングなどの形式でマーケティングを積極的に展開し、

予想以上の結果を得ることができました。

 

データの示すところによると、コロナウイルスの流行している期間中に、

梦洁家紡のある店舗では、WeChatミニプログラムの一日の顧客平均数が300%も増加し、

一日の平均取引額は100万元(1,600万円)を超えるようになりました。

 

2月7日の一日で新たな会員として登録された人数は20万人を超えました。

この新会員の増加は取引に直接のプラスの影響を与えるようになっています。

 

梦洁家紡は今回のコロナウイルス流行の影響を受けて、

抗菌加工を施した商品を積極的にプロモーションすることで、

ファブリック用品はこれまで取引数の多いカテゴリ商品ではありませんでしたが、

企業全体の販売額の中でのオンラインでの販売額が占める割合が30%-40%増加しました。

 

 

コスメティック用品を販売する妍麗では、

コロナウイルスが流行し始めてからの期間における

オンラインでの販売業績はそれ以前に比べて顕著な伸びを見せています。

 

妍麗グループCEO朱虎誠氏はこう語ります。

「新型肺炎が流行してからというもの、我々のオンラインの取引における収入は

大幅に増加し、企業全体の販売額の中でのオンラインでの販売額が占める割合が

70%-80%にまで達しました。

 

・・今回のコロナウイルス流行の影響を受けて、

妍麗グループの中国全土にある70ほどの支店が営業不能となりました。

 

これは、わたしたちの支店の半数が営業不能となったことを意味します。

しかし、微信小程序(WeChatミニプログラム)のショッピングモールのおかげで、

とても助けられました。」

 

今回のコロナウイルス流行発生以前に、

妍麗グループはすでに企業のすべての部署が連携できる

オンラインシステムを確立していました。

 

それで、実店舗の経営が困難に見舞われても、

オンラインシステムによって、販売を継続できました。

 

特に騰訊(テノセント)のミニプログラムシステムによって、

新型肺炎流行後、ミニプログラムを通じての販売は

すでに全体の70%以上を占めるようになっており、

昨年の同時期と比較し+122.7%となりました。

 

他にも、多くのブランド販売が、オンライン販売により意外な収穫があったようです。

騰訊(テノセント)微信(WeChat)が提供しているデータによると、

ファッションカテゴリブランドの歌莉娅は、

2月1日から7日までの間、ミニプログラムによる取引額が100万元(1,600万円)/日を超え、

2月7日の取引額はなんと300万元(4,800万円)を超えたそうです。

 

同じ時期に、太平鳥PEACEBIRDグループ(アパレルカテゴリ)の

平均総小売り平均日額は800万元(1億2,800万円)を超えました。

 

綾致Bestsellerグループ(アパレルカテゴリ)のオンラインミニプログラムの取引額も

増加の一途をたどり、2月1日の取引額は141万元(2,256万円)、

2月2日は増加し272万元(4,352万円)、

3日は401万元(6,416万円)、

4日は431万元(6,896万円)、

5日は641万元(1億256万円)となり、

5日間のオンライン取引総額はすでに実店舗の支店の取引額の3倍以上であり、

2月のわずか12日間、ミニプログラムにおける販売額は1億元(16億円)を超えました。

 

スタッフ全員一丸となったオンライン商戦の現場の様子とは?

今回のコロナウイルス流行発生はビジネス界にとって大きな試練となりました。

マーケットの日常をことごとく覆し、大きな打撃を与えましたが、

同時に多くの企業はこの大きなプレッシャーの下、

自社の持つ大きな潜在力に気づく機会となりました。

そして、オンラインでの業務が加速されました。

 

この期間、妍麗グループのスタッフの一人であるPIKAはライブコマースを発信し、

結果18万元(288万円)の売り上げを達成しました。

 

 

PIKA本人はLIVE配信前は非常に緊張したと語っていますが、

同僚たちから、「妍麗グループの李佳琦」であるとの賛辞を受けています。

 

←※李佳琦(Austin)

  …中国のコスメ界で活躍する

  男性トップインフルエンサー、

  「口紅王子」というニックネームでも

   親しまれています。

 

 

 

 

妍麗グループCEO朱虎誠氏は、こうコメントしました。

「新型肺炎流行前にも、LIVE配信には取り組んでいましたが、

普及率はよくありませんでした。

 

会社として、この事業は会社のトップが推し進めていくべきものだと考えていました。

テノセントのライブコマースを例にとっても、

新型肺炎流行前は毎週1回の配信をしているのみでした。

 

少し前には想像もしなかったことですが、新型肺炎流行後に、

妍麗グループとテノセントが協力して、

緊急に支店を結んでマーケティングを行なえるシステムを構築し、

100を超える支店のスタッフがそれぞれに積極的にライブコマースを発信し、

そうすることで優秀な人材を発掘でき、

彼らが会社を盛り上げる多くの貢献をしてくれています。」

 

気になる成功の舞台裏は?

妍麗グループCEO朱虎誠氏は、このように語りました。

 

「妍麗グループのオンライン販売システムは、主に微信(WeChat)システムに基づいて

構築されています。

5種類のプロモーションが行われています。

 

第一に、朋友圈(コミュニティグループ)によるプロモーション、

第二に、グループ交流によるプロモーション、

第三にショッピングモール会員グループ交流によるプロモーション、

第四に、会員に向けた電話によるプロモーション、

第五にライブ配信によるプロモーションです。

 

これらのプロモーションの方向性は、2~3年前にすでに決めていました。

新型肺炎の流行は、これらを加速させ、確立させるきっかけとなりました。

 

新型肺炎の流行は思いがけずオンラインマーケティングのレベル向上に役立ちました。」

 

梦洁家紡も新型肺炎の流行をきっかけとして、オンライン業務に弾みがつきました。

梦洁家紡はすでにスマート小売りを2018年年末には開始していました。

昨年2019年には、スマート小売り部門を開設し、

微信小程序(WeChatミニプログラム)の

コミュニティECプラットホームスマートクラウドストレージを開設し、

2019年の年末までには300のスマートクラウドストレージを開設していました。

 

新型肺炎の影響で思いもよらないオンライン業務の成長を遂げることになりました。

例えば、旧正月のわずか一週間で、会社のクラウドストレージ数は、

300から1,000を超えるまでになりました。

 

加盟店の多くもオンラインデビューを果たしました。

以前は、加盟店の大部分が、実店舗を営業しているだけで充分だと感じており、

オンラインへの積極的な関心がありませんでした。

 

しかし、今では積極的にオンラインのビジネスへ取り組んでいます。

グループ交流の仕方、ライブコマース発信の仕方など、

新しい分野のことを意欲的に学んでいます。

 

今年の旧正月4日には、梦洁家紡の1万6千人の社員が

コミュニティEC業務についてオンライン研修を受けました。

 

コロナ流行を受け、会社の全社員が揃ってオンラインマーケティングに励み、

新たな商戦に乗り出しました。

 

こぞってオンライン店舗営業を始める経営者たち

新型コロナウイルスの影響が一時期より下火になっているという状況を受けて、

中国各地の実店舗が通常営業を始めました。

 

しかし、今回の思いがけない災難に見舞われたことで、

多くの経営者がこれまでどおりの考え方ではいけない、

新たなビジネス思考をもつべきだと感じたようです。

 

一部の企業は会社の予算、資産運用の仕方について見直し、

今までより多くの資源をオンラインに活用することを決めました。

 

 

梦洁家紡の昌聖恩氏は、こう述べました。

「以前わたしたちのマーケティングの対象は実店舗がメインでした。

しかしながら、

今はマーケティングの中心にオンラインでの開発を据えるべきだと感じています。

 

わたしたちの会社は今年2020年、

テンセントと協力しスマート小売りの面でさらなる進歩を遂げたいと思っています。」

 

妍麗の朱虎誠氏もこうコメントしています。

「わたしたちの計画もオンラインマーケティングの重要性を念頭に置き、

将来的にすべてのプロモーション費用をオンラインに費やそうとさえ考えています。

 

これまでどおりのプロモーションはかなり少なくなると思います。

今回のコロナウイルスの影響は実店舗に大変大きな打撃を与えました。

 

それで、実店舗のウィークポイントが明らかになったので、

今後はECに、つまり、WeChatショッピングモールに力点を置いていこうと思います。

特に力を入れようと思っているのは、自社のライブコマース業務です。

 

・・・今回の新型肺炎の影響で、すべての小売企業が以前よりも

オンライン業務を重視するようになっています。

 

将来的にはますます多くの企業、特にショッピングセンターが、

ビジネスの形式を変更するのではないでしょうか。」

 

 

北京京商流通戦略研究院院長で北京商業経済学会常務副会長の頼陽氏は、こう述べています。

 

「今回のコロナウイルスが小売り業界に与えた一番大きな影響は、

ビジネス方式の変更に加速度を加えたことでしょう。

 

コロナウイルス流行前には、多くの企業がビジネス方式の変更に伴う生みの苦しみを

味わっていました。

 

実店舗がこれまでにたいへん長い時間をかけて集客してきた顧客、

売り上げの大部分を占めていることを鑑み、

企業は実店舗に割いてきた予算を削ることを渋る傾向にありました。

 

それで、オンラインは実店舗をささやかにサポートする役割でしかありませんでした。

しかし、今回の状況により、実店舗での販売が不可能になる状況に面して、

企業はオンラインに目を向けざるを得なくなりました。

 

・・消費者もオンラインショッピングに慣れてきているので、

企業のオンラインでのチャンスはより多くなっていると言えます。」

 

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