2018/03/22

タオバオ店舗の皆さんは基本的にSEO最適化についてご存知です。

 

タオバオのSEO最適化とは、つまりタイトル最適化のことで、

これはタオバオに出店する店舗にとって必須の知識であり、

商品をリリースする前に必ずやっておくべき基本的な事柄です。

 

これは店舗の基礎となり、最適化の良し悪しが直接今後の展開を左右する要素ともなります。しかし多くの店舗、特に中小店舗はこのSEO最適化に対し中途半端な知識しか持っておらず、具体的に最適化を実行する際、多かれ少なかれ間違いを犯しています。

 

今日はこのSEO最適化に関して、よく見られる誤解について考えてみたいと思います。

 

一、販売数の多い商品のタイトルは間違いなく良い⁉

 

タオバオに出店したばかりの店舗のほとんどが、タイトル最適化は難しいと思っています。

 

そのため、「人気商品のタイトルなら優先度もきっと高いはず」と考え

その商品のタイトルを直接貼り付けています。

 

しかしキーワードで検索してみるとわかる通り、検索結果のページ上位に表示されるのは、

基本的にタイトルとは異なる商品ばかりです。

 

タオバオではタイトルと同じ商品が必ず表示されるわけではないのです

 

 

ですから、人気商品のタイトルを借用してしまうなら、

その結果あなたの商品が表示されるチャンスは逆に低くなってしまうでしょう。

 

なぜなら、あなたのデータはこれら借用した人気商品のようには良くないはずだからです。

商品タイトルはやはり自分でオリジナルのものを考える必要があるのです。

 

二、人気商品の大量にアクセスされるワードを参照する⁉

 

「大量にアクセスされるワードは必ず取り入れるべき!」

これもよく見られる誤解の一つです。

 

もちろん半分は正解です。

 

アクセス量の多いワードは確かにチャンスも多いからです。

 

でもそれだけ競争も激しく、自然と転換率も下がります。

これでは小店舗にはふさわしくありません。

 

ですから中小店舗の場合、

まずは最適「ロングテールワード」を探し出さなければなりません。

 

最適ロングテールワードとは何でしょうか?

それはつまり「商品数が相対的に少なく、競争も少ないものの、一定の検索量のある」

キーワードです。こうしたワードの転換率は高いと言えます。

 

 

 

三、タオバオのアクセスは優先的に大店舗に流されている⁉

 

現在多くの人が「店舗レベル」を気にしています。

そのような人たちは「信用が高ければアクセスも上がる」と簡単に考えています。

 

でも実際には、早くから取り組んできた店舗の中にも、タオバオのペースについていけず、

クラウンレベルの信用度があっても

アクセスが悲惨なまでに少なくなってしまっている店舗があるのです。

 

商品の検索ランキング優先度は、基礎優先度と成長優先度に分けられます。

基礎優先度とは店舗の優先度のことで、

これに影響を与える要素はDSR、返金率、トラブル率、旺旺反応速度、キャンペーン販売率、消費者保護、規約違反処罰、返金速度、店舗評判等たくさんあります。

ちなみに、このうち店舗評判が店舗の優先度に与える影響はあまり大きくありません。

 

成長優先度とは商品リリース後のデータ状況を指します。

これに影響を与える要素として、訪問アクセス数、お気に入り追加数、

ショッピングカート追加数、販売数、クリック率、転換率、お気に入り率、

ショッピングカート追加率などが挙げられます。

 

ですから大店舗が多くのアクセスを獲得しているのにはそれなりの理由があります。

その理由とはこれらの店舗の商品がより全般を網羅しており、

タオバオSEO操作により精通していて、より多くの最適化とプロモーションを行い、

しかるべきカスタマーサービスを行い、得意客が多いからなのです。

 

顧客は相手が大店舗だからという理由で高い評価をつけるわけではありません。

タオバオも大店舗だから優先して検索上位を与えるわけではないのです。

 

たとえオープンしたばかりの店舗であっても、

検索結果の上位に表示される可能性はあるのです。

 

四、新たにリリースした商品の販売数が少ないのでアクセスも低い⁉

 

もしあなたの店舗の基礎販売数が多いなら、

販売数ランキングからアクセスが来て転換率を高めてくれるでしょう。

 

でも販売数は優先度を構成する要素の小さな部分に過ぎません。

ですからこれも明らかに間違いと言えます。

 

 

リリースされた新商品に対して、タオバオはデフォルトで人気ポイントを付与します。

このポイントはその新商品を保証するものですが、

もしかしたらこれで比較的上位のランキングさえ獲得できるかもしれません。

 

実際キーワード検索をし、総合順で表示される商品の上位にも、

販売数の少ない商品がたくさんあります。

 

その後、タオバオはあなたの店舗の成長優先度を見ていきます。

もしこの優先成長度の成長率が良い、つまり訪問アクセス数、お気に入り追加数、ショッピングカート追加数、販売数、クリック率、転換率、お気に入り率、

ショッピングカート追加率などのデータが連続して上昇するようなら、

タオバオはあなたの店舗により多くのアクセス傾斜を与え、

人気ポイントは逆に減少します。

 

五、データの分析をせず、適当にタイトルを付ければよい⁉

 

多くの店舗は、いくつかの単語を検索候補リストやホットワード、

モバイル錦嚢ワードなどで探し、

分析もせずに組み合わせてタイトルを作る、ということを頻繁にされているようです。

 

データ分析もせずにタイトルを考えることは、

まるでままごとで食事を作るように効果は期待できません。

 

多くの人が「私のキーワードは検索ランキングのトップページに出てくるのに、

アクセスがないのはなぜでしょうか?」と言いますが、

実際その人が検索したキーワードを見てみると検索指数がありません。

 

考えてみて下さい、実際に検索する人がいないワードは、

たとえそれが1ページ目の最上位にあったとしても、アクセスに繋がることはないのです。

 

 

六、タイトルの最適化さえすればアクセスは増やせる⁉

 

現在、多くの機構でタイトル最適化が神話化され、

店舗の多くが「ひとつの良いタイトルがありさえすればアクセスは上がってくる」

と信じています。

 

実のところ、タイトル最適化はひとつの基礎であり、

タオバオで成功するためにしなければならないことです。

 

タオバオの検索画面には44の商品が表示され、

各キーワード検索は100ページまで表示されますが、

これはタオバオの全商品から見たらほんの一部分にすぎず、

しかも4ページ以降もずっと見ていく人はほとんどいません。

 

ですから、タイトル最適化をしたからと言って必ずしもアクセスが上がるとは限りません。

次にあなたがすべきなのは成長優先度を高めることです。

そうしないとこれまでのタイトル最適化は意味がなくなってしまいます。

 

七、キャンペーンにたくさん参加すると、人気ランキングが速く上がる⁉

 

タオバオ検索ランキングの規則により、

大部分のタオバオ公式キャンペーンおよび第三者キャンペーン期間中の販売数は、

検索優先度には計上されないようになっています。

 

ですからキャンペーン参加、企画をたくさんしたからと言って

必ずしも人気ランキングが上がるとは限りません。

 

しかも万が一あなたの商品に良くないフィードバックがあった場合、

逆にマイナスの影響が出てしまいます。

 

 

これは決してキャンペーンに参加しないようにと言っているわけではありません。

キャンペーンに参加する前によく準備をしましょう、ということです。

 

 

八、アクセスアップのため直通車を利用すればよい⁉

これは言い換えれば「直通車を使えばアクセスは必ず上がるはずだ」ということです。

でも実際はそう思うようにいくものではありません。

 

多くの場合、直通車を利用するとオーガニックアクセスは逆に低下するのです。

実のところ、

このオーガニックアクセスと直通車を使ったかどうかはあまり関係がありません。

 

でももし直通車を使ってプロモーションを行ない、結果商品の販売量やお気に入り、

転換率など人気ランキングに影響を与える各要素が上昇したなら、成長優先度は上がります。当然ランキングも上がるでしょう。

逆にデータが上がってこなければ、ランキングも上がりません。

 

ですから、つまりは直通車もデータを見なければ意味がありません。

表示されるデータが良いものでなければ、

タオバオも決して優先度を上げることはないのです。

 

一つのヒット商品を作り上げるためにタイトル最適化は欠かせません。

タオバオのSEO最適化とはつまり一連の綿密な作業なのです。

 

以下の記事も参考にできます。(中国語)

1、良いタイトルの基本原則 http://bbs.paidai.com/topic/1035088

2、PC版とモバイル版における高品質のキーワード http://bbs.paidai.com/topic/1036001

3、アクセスをスクリーニングしヒットワードを捜し

  アクセスアップにつながる商品タイトル作りをするには 

  http://bbs.paidai .com/topic/1038189

 

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